驚きのカラダの英智!「後鼻漏」からのメッセージ

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体はいつも症状を通してメッセージを送ってくる

私は、カナダ在住のリズ・ブルボーが創設した、<からだ>の声を聞きなさいスクール卒業生としてdiploma資格を持っています。

 

スクール卒業後の10年間、「からだの声を聞く」実践をしつつ、カウンセラーとして、人々の 「からだの声」 に寄り添い耳を傾け続けてきました。

多くの人は不快な症状を抑えることの方に意識が向いてしまうので、大切なメッセージを気にも留めませんが、、すべての症状にはメッセージが隠されているのです。

 

体からのメッセージの深淵さと英智には、いつも度肝を抜かされるほどに驚きます。

昨日も勉強会に参加したのですが、そこで驚くような気付きが得られたのでシェアしますね。

 

後鼻漏からのメッセージ

私は、数年前から後鼻漏の症状がずっと続いています。

何件かの耳鼻科や呼吸器科、漢方専門医師にまで診てもらい、アレルギー検査やCT検査まで受けましたが、「症状がでるような病変はない」と言われています。

それでも不思議なことに、不快な後鼻漏症状はずっとずっと続いていたのです。

 

この症状について、今まで何度か「からだからのメッセージのワーク」を受けていました。

『何かの表現に関するメッセージ』だと言うことは受け取っていたのですが、行動を変えてみても症状に変化はありませんでした。

このような慢性的な症状が出ている場合は、重要なメッセージが隠れていることが多いようなので、繰り返し からだの声を聞いてあげることが必要です。

 

昨日は、定期的に受講しているワークショップの日でした。

他に気になるテーマがなかったので、もう半場、諦めかけていた後鼻漏の症状についてワークを受けることにしました。

ほんの気まぐれに受けたつもりが、驚くようなことに気付けたのです!

 

質問を受けながら、私は深く 深く感覚を研ぎ澄ませて、自身の感情体へと繋がっていきました。

すると、
「もう策がない、無力感、戸惑い、いたたまれなさ、悲しみ、こわい、などの感情が浮き上がってきました。

そして、いつもとは違った映像のイメージが浮き上がってきたのです。

 

体が教えてくれたビジョンは・・・

それは、小学1年生の時の私でした。

 

私は幼稚園に行かずに小学校に入学したので、それまで集団の中に入った経験が一度もありませんでした。

毎日、好き勝手に遊んでいた野生児が、急に教室に連れてこられて座らされたような状態です。

知った友達もいなくて孤独だし、机の場所も、名前順に整列して並ぶことも、何もかもが初めてで、右も左も分からずに毎日が戸惑いの連続でした。

もう本当に、どうしたら良いのかがまったく分からず、混乱状態だったと思います。

初めての集団生活の中で、「自分をどのように表現すればいいのか?」が、まったく分からなくなってしまったのです。

 

なにもかも思い通りにできない自分のことが本当に無力で、情けなくて悲しくて悲しくて仕方がありませんでした。

いつもビクビクしていたので、絶好のからかいの対象だったと思います。

男の子から ちょっとからかわれただけで、私はすぐに涙目になって泣いていたと思います。

私はもう毎日のように泣きながら家に帰っていました。

 

そんなある日、母が「もう泣いて帰ってこないで」と言ったのです。

幼いながらにも、「母は私が泣いている姿を見ることが辛いのだ」、と理解しました。

私は、家の前の路地で泣き止んでから、家に帰るようになりました。

 

幼い自分の決意

幼い私は、こう思い込んだようです。

『私が泣くと母に迷惑をかけてしまう。』

『泣いても、どうせ自分にはどうすることもできないんだ。どんなに悲しくても、前に進むしかないんだ・・・』

 

物心がついてからはの私は、いつのまにか人前で涙を流すことはなくなりました。

よく怒ってはいましたが、その怒りの下に “どうしようもない無力感と悲しみの感情” をブロックしてて隠してしまい、まったく感じ取れていませんでした。

ひたすら「前に進みしかない!」と自分に言い聞かせながら、生きてきたことに気付いたのです。

 

思えば、二十歳で母を亡くした時も、悲しんでいる余裕もなく前に進まなければならず、自分の中の深い悲しみに寄り添うことができていませんでした。

 

隠された悲しみ

後鼻漏は、小学1年生の時から、ずっと我慢して耐えてきた涙でした。

泣いて涙を流す姿を見せて母に辛い思いをさせてはいけないから、“後ろを通して” 隠れて泣いていたのですね。

 

だから、後鼻漏の症状は出ているのに、鼻と副鼻腔には病変がなかった、という理由が分かりました。

私は、小学1年生のインナーチャイルドがずっと耐え忍んで溜め込んできた深い悲しみに、やっと気付いてあげることができたのです。

彼女は、安全な場所で、大好きな母のもとで、ただ泣きたかっただけでした。

 

私の本当のニーズは

今では感情の勉強を続けてきたお陰で、以前よりもずっと感情表現が豊かにできるようになっています。

泣くこともできるようになりました。

それでも、

『本当に辛い時に涙を振り切って、前に進もうとしている自分』がいることに気付きました。

 

これからは、

「悲しいときは泣いていいのよ。ムリに前に進もうとせずに、気が済むまでメソメソ泣いていてもいいのよ」

と、自分に優しく声をかけてあげようと思います。

 

私は、泣きたいときに素直に泣いて、スッキリできる自分になりたいのだ!、と分かりました。

「たくさん泣いて悲しみを感じきったら、もっとスッキリできるし、自然に前を向いて歩いて行けるのよ」と、幼い自分に教えてあげたいと思います。

 

そういえば・・・

私は小さい頃から泣き虫の子だったわ・・・ 

なんてことを思い出しました (^^)

 

体の英智には、いつも心から驚ろかされます。

 

Live Heaven on Earth ♪

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