日常の雑事に追われて、“何かをすること” に気を取られていると、
『自分の本当の気持ち』に無関心になりがちです。
嫌だけど仕事に行かなきゃ、
やりたくないけど、これをやっておかなきゃ、
会いたくないけど、会いに行かなきゃ、
こんな感じで、
ネガティブな波動を抱えたまま、我慢を強いて行動をし続けてしまいます。
この波動は強化されるので、長い間 嫌な状況を引き寄せ続けることになります。
多くの人は、
目の前の “その状況こそが問題だ” と考えます。
それで、
仕事を変えたり、パートナーを変えたり、付き合う人を変えたりするのですが、
結果的には、同じような嫌な思いを体験することになります。
実際は、その状況が問題なのではなく、
その状況を引き寄せるに至った過去の『自分の在り方』にテーマが隠れています。
もしこんな風に「嫌だな~」と思うような状況が頻繁にあるとしたら、
以前、どこかで、自分の素直な気持ちを無視した選択や行動をしていたはずです。
その状況、その場、その相手に対して、
何かやりたいこと(又は辞めたいこと)があったのに、
自分の正直な気持ち(本音)を、何らかの理由をつけてスルーしてしまったのです。
このように自分に嘘をついてしまうと、
遅かれ早かれ、あなたはその状況や相手を拒絶したくなってしまいます。
なぜなら、
あなたが自身が、最初に自分(の素直な気持ち)を拒絶してしまったからです。
自分の「本当の気持ち」をストレートに表現することは、
とても重要な能力の1つです。
自分に対して嘘をつき、「素直で正直でいること」を許さない原因となっているのは、
自然体で自由に振る舞うことを阻む「信念や価値観、思い込み」を持っているからです。
それらのルールは過去に根付いていて、
今のあなたには相応しくないので、早急に手放すべきお荷物です。
『自分を制限しているのは、常に自分自身なのだ』
ということに気付いた人は、
ネガティブな制約をひとつひとつ手放す取り組みを始めています。
今の自分にそぐわないルールを手放すごとに、
素直な気持ちに添った行動を選択できるようになり、
自由で軽やかな人生を創造できるようになるのです。